一般社団法人日本和裁士会で行われている「全国和裁技術コンクール」に弊社から2名出場しました。
以前は京都の会場でのコンクールでしたが、数年前から時間内に仕立てた着物を応募して審査していただく形式になりました。12年前の銀賞と銅賞を受賞したのを最後に、こちらのコンクールに出場していなかったので久しぶりの出場です。
弊社には系列で辻村和服専門学校があり、普段なかなか先輩の仕立てている姿をじっと見る機会も少ないので、せっかくの機会なので学校の1部屋を使い、学生さんに公開して競技を行いました。学生さんたちも代わるがわる入室し、先輩の姿、手元、動作の流れ等を見ることができ、貴重な機会だったと思います。
先日、オンラインで公開審査と結果発表がおこなれ、結果は見事、石野晴菜さんが厚生労働大臣賞を受賞しました。おめでとうございます。
今回、出場した2名は2月の技能グランプリに出場する予定です。今回の経験をいかし、技能グランプリでいい結果が出せるよう、しっかり準備をしてほしいです。